こんちわ!! 中澤です!!
もう暑さもピークをむかえて、ぐっでんぐっでんの日々を過ごしておる中澤ですが、
最近は昼食の後にかならずアイスを頂いております。
夜は窓全開にして、夜風に当たりながらビールでも飲みたい気分なんですが、中澤が住む地域は都会なので、風がくさい。
洗濯物も外に干すとくさくなる。しょーもない、星も見えない夜空。
田舎では、家の窓という窓は全開で皆寝てましたけどね。
扇風機だけでじゅうぶんでございました。
まあ、となると田舎者は戸締まりするクセがあまりございませんので、私なんか都会に出て来たばっかりの頃はよく戸締まりをし忘れたものでございます。
さて、そんな戸締まりに関する怖い話を一つ。
これからお話する話は私の知人が体験したお話でございます。
はじまりはじまり。
知人は高校生のころに田舎から、単身で大阪に越してきたそうなのですが、
その新居で体験した話でございます。
知人は、毎晩日をまたぐ前に就寝していたのですが、ある日をさかいに、午前0時になると必ず金縛りにあうようになりました。
金縛りが始まると、玄関の向こう側にいつも気配を感じていたそうですが、何かが入ってくるわけでもなく、ただ体がいうことを
きかないという日々の繰り返しだったそうです。
そういう日が続き、すっかり怖くなってしまった知人は友達を呼んで、一日泊まってもらう事にしましたが、
その日もやっぱり金縛りにあったそうです。
ですが、友達は気持ち良さそうにスヤスヤと眠っているだけ。
玄関では気配を感じます。
でもそれ以上何も起こりません。
次の朝、友達には
「考えすぎだろう、疲れてるんだよ!」と取り合ってもらえませんでした。
知人は納得できませんでしたが、考えてもしょうがいないので毎晩その金縛りとつき合ったそうです。
ですがある日、普段戸締まりを忘れない知人がたまたま忘れてしまった事がありました。
その日ももちろんの事、午前0時金縛りにあいます。
ですが、その日だけは違う事がありました。
ガチャッ
ドアノブを回す音が聞こえました。
知人「え!? 何?」
一瞬、泥棒かと思ったそうですが、体は金縛りにあっているため動きません。
すると、寝室につながる廊下で足音がしてきました。
スースー スースー。
何かを引きずる音!?
それと同時に、裸足で廊下を歩く音。
ヒタ、ヒタ
寝室のドアが開きました。
知人の頭方向にドアがあり、何が入ってきているかはまだ確認できません。
そして、知人の頭の手前で音が止まりました。
「やばいやばいやばいやばいやばい!!」
すると、頭上から髪の毛がぶら下がってきて、その奥には黒い顔が見えたそうです。
黒い顔が知人の顔をにゅっとのぞきこんでいたらしです。
髪の毛が長く、全身白のワンピース姿の女性だったそうです。
知人いわく、貞子みたいだったらしいです。
しばらく目が合っていましたが、パッと目をそらすと、女性の手に何かがあるのが見えました。
斧だったそうです。
次の週間、
「ゔぁー」と叫ぶ女性の声とともに斧が自分にふりかぶってきたところで、意識を失ったそうです。
そして、目が覚めると朝でした。
そのときは、昨晩の事が夢だったのか現実だったのが分からず落ち着かな朝でしたが、
とりあえず学校の準備をして玄関に出ようとしたところ、あることに気がつきました。
それは、ドアが半開きになったままになっていたそうです。
そこで一気に血の気が引いた知人はそれからすぐに引っ越したそうです。
そして、何より戸締まりだけは忘れないように肝に銘じたらしいです。
このお話、マジらしいですからね。
私の周りでこんな体験した人は後先にもこの知人しかいないでしょう。
まあ、まとめると田舎もんだからといって、戸締まりを怠るととんでもない事になるぞ!って話でございました。
ちゃんちゃん。